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最初に試したいシンプル節約術

お金全般

家計管理は、何度も挑戦しては挫折してしまう、そんな経験を持つ人も多いと思います。私自身も、初めて家計管理を始めたときは、何から手を付けていいのかわからず、途中で投げ出してしまったことがありました。ですが、いくつかのシンプルな節約術を実践することで、少しずつ自分の家計が整っていくのを実感できました。今回は、私が実際に試した、初心者でも簡単に取り組める節約術をご紹介します。

家計簿をつける前に「支出の見える化」をしよう

家計簿というと、面倒で続けられないイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。私も最初は、毎日何を買ったか、どれだけ使ったかを細かく記録するのが大変で、すぐに挫折しました。しかし、家計簿をつける前にまずやったことは、「支出の見える化」です。

具体的には、まず1ヶ月間、自分がどんな支出をしているのか、ざっくりと把握するために、毎日何にいくら使ったかをメモしました。このメモは手書きでも、スマホのアプリでも構いません。私は、最初はスマホのメモ帳に書き込んでいました。

見えてきた無駄遣い

1ヶ月間、ざっくりと支出を記録した結果、私の家計には「外食費」がかなり多く含まれていることが分かりました。ランチやディナーを外で食べることが多く、ちょっとしたお菓子やコーヒーも頻繁に買っていたのです。これらは、私が「ちょっとした贅沢」として無意識に続けていた支出でした。

見える化の効果

この段階で「外食費」が家計の中で大きな割合を占めていることが分かると、自然と意識が変わります。それからは、外食の回数を減らすために、自炊をすることを心がけました。また、無駄なコーヒーやお菓子を買う頻度も減らし、少しずつ支出を抑えることができました。支出を「見える化」することは、節約の第一歩です。

使わないサブスクリプションサービスを整理する

次に取り組んだのは、サブスクリプションサービスの整理です。私は音楽や映画、書籍などの定額サービスにいくつか加入していましたが、よく考えると「全然使っていないサービス」もありました。

特に映画やテレビのストリーミングサービスは、毎月一定の料金が引き落とされているのに、実際にはあまり視聴していないことに気づきました。私の場合、仕事や家事で忙しく、家に帰ると寝る時間がほとんどだったため、見る時間が確保できなかったのです。

そのため、思い切って使用頻度の低いサービスを解約しました。この小さな変更が、家計にとって大きな影響を与えました。毎月の支出が少しでも減ると、月々の余裕が生まれる感覚が嬉しかったですね。

食費を見直す

次に、私が取り組んだ節約術は「食費の見直し」です。食費は家計の中でも大きな割合を占めているため、ここを見直すことで節約効果を感じやすい部分です。

私が試した方法は、毎月の食費をあらかじめ決めた予算内でやりくりすることでした。最初は予算を決めても、つい余計なものを買ってしまったり、計画外の外食をしてしまったりしましたが、次第に「今月はこの金額内でやりくりしよう」と意識するようになりました。

また、自炊をすることを増やしました。スーパーで買い物をするときは、安い食材を使って、週に数回はまとめて作り置きするようにしました。これにより、外食や無駄な買い物が減り、食費が大きく抑えられました。例えば、外食に使っていたお金を使って、たまにおいしい食材を買って自宅で料理を楽しむようになり、満足感も得られました。

交通費を見直す

意外と忘れがちなのが「交通費」です。私は車を持っているのですが、最初は頻繁に車を使っていました。近くのスーパーやコンビニに行くだけでも、車を使うことが多く、ガソリン代や駐車場代が積み重なっていきました。

ある日、ふと気づくと「徒歩や自転車で行ける場所にも車を使っていた」ことに気づきました。車を使わずに自転車や徒歩で移動するようにすると、ガソリン代も節約でき、健康にも良い影響がありました。また、公共交通機関を利用することを増やすことで、さらに交通費を減らすことができました。

買い物リストを作って無駄な買い物を減らす

買い物に行く前に必ず「買い物リスト」を作ることも、私が実践した節約術の一つです。無計画にスーパーやショッピングモールに行くと、ついつい欲しいものが目につき、予算を超えて買い物をしてしまうことが多かったのです。

最初はリストを作るだけでも面倒でしたが、慣れてくるとリスト作成自体が買い物の前の楽しみになりました。リストにないものを見つけたときも「これは本当に必要かな?」と自分に問いかけるようにしました。この方法を取り入れてからは、余計なものを買うことが減り、家計に優しい買い物ができるようになりました。

固定費の見直し

最後に、家計全体の「固定費」を見直すことです。固定費には、家賃や光熱費、保険料、通信費などが含まれます。これらは一度契約すると、意識しない限りそのまま支払いが続くため、見直しをしないと無駄に支出が増えがちです。

私もスマホの通信費やインターネットの契約内容を見直したところ、もっと安いプランに変更できることが分かりました。特に、スマホのプランはキャリアのキャンペーンを利用して大幅に安くすることができ、毎月数千円の節約が実現しました。

また、保険の見直しも大切です。私は自分に必要な保障内容を見直し、無駄に高い保険料を支払っていた部分を削減しました。これにより、固定費が大きく減り、家計がより安定しました。

まとめ

家計管理は、最初は難しく感じるかもしれませんが、少しずつ習慣化していけば確実に効果が現れます。私自身、最初は無駄遣いをしていたことを反省しながら、少しずつ取り組んでいきました。支出を見える化したり、使わないサービスを整理したりすることで、日々の生活が楽になりました。

これから家計管理を始める方も、まずはシンプルな方法から取り入れてみてください。そして、自分に合った方法を見つけていくことが大切です。毎月の支出を見直すことで、お金の管理がどんどん上手になるのではないでしょうか。